春が嫌いになりそうだ

3/31で自担がジャニーズ事務所を辞める。恐らく退所日までの唯一のメディア仕事であるらじらーサタデーが最後のお仕事になる日は3/30。退所する前日。


私は謙ちゃんと優斗のらじらーサタデーが大好きです。


3年間、ずーっと聴いていた。できる限り毎週リアルタイムで聴いていた。必ず放送に間に合うようにバイトを終わらせ、帰り道に聴いていたわたしは社会人になり、家で聴くようになった。

今となってはこの2人のラジオ以外聴かないから分からないけどきっとジャニーズタレントのラジオの中で1番うるさい自信がある。たまたま他のラジオを聴いた時ラジオってこんなテンション低いっけ?と違和感を抱くほどにはうるさい。


常に楽しそうな2人の声が必ず聴こえてくる。
「ラジオをつければ1人じゃないよ」というジングルの通り、凹んだときも楽しいときもどんな時でもらじらーには安井くんと優斗くんの笑い声が響いている。
らじらーのスタッフさんは発言を拾っては企画を考え、誕生日にはケーキを用意し、ほぼ毎回スタジオを華やかに飾り付けし、現場にはお花を贈ってくれて、2人の発言を文字起こししてお届けしてくれる

そんならじらーが大好きです。


個人的にいえば毎週安井くんの相棒を務める優斗くんはこの夏自担のカテゴリーに加わりました。
今年の春、その時がくればわたしは安井くんと心中する、と覚悟を決めていたのに夏に現場に足を運んだらうっかり安井くんが育ててきた男の子に未来を夢見たくなってしまった。だから私は安井くんが事務所を去るのと共に一旦ジャニオタをお休みしようとしたのにできなくなった。
優斗くんはらじらーを通してじわじわと好きになったからそういった意味でもらじらーは本当に特別。そのらじらーが終わってしまうのだ。

優斗くんは言い方はアレだけど所謂お気に入りの子だと思う。らじらーに選ばれた時点で薄々分かっちゃいたけど。社長は大事なお気に入りを安井くんに任せた。それが2人の始まり。

交流なんて一切なかった2人。8歳の年齢と約8年の事務所歴の差。共通点といえば2人とも高校1年生の時に事務所入りしたぐらい。
はじめはほんとにぎこちなかったけど気付けば2人はらじらーだけで関係を築いてきた。現場が重なることは多くなかったけど毎週土曜日に安井くんの隣に優斗くんがいて優斗くんの隣に安井くんがいることだけはずっと変わらなかった。誰よりも安井くんが1番近くで優斗くんの成長を見てきた。そして安井くんの最後のお仕事の時、隣にいるのはシンメの萩ちゃんでも個人時代から生き残るために共闘してきた美勇人でもなく、相棒の優斗くんなんです。


今年の安井くんの誕生日、優斗くんはこんな手紙を書きました。

謙ちゃんへ
手紙で何を書けばいいか分かりませんが、思いついたことを書いてみようと思います。
僕が謙ちゃんと初めてお話ししたのは、謙ちゃんが24歳のときでしたね。ジャニーさんに急に「ラジオやるよ」と言われて、謙ちゃんとはそれからお話しできるようになりました。まだ入って1年しか経ってない、喋れるかも分からない、そんな僕を謙ちゃんは相手してくれて、本当に助けてもらって、僕が逆の立場だったとき謙ちゃんみたいにできないとほんとに思ってます。

僕がやっぱり忘れられないのは去年のジャニーズ銀座でジャニーさんに「MCがつまらないよ」と言われてから『じゃあ俺がやるよ』と啖呵をきったときに、何をすればいいか全く分からない僕の相談を、謙ちゃんはリハーサル終わりで、駅のホームにいるのにずっと電話してくれてそのおかげでMCも上手くできるようになったし、今はHiHiJetsでMCの立場でいれることをずっと謙ちゃんのおかげだなと感じてやってます。
先輩付き合いが得意じゃない僕を受け入れてくれたり僕にとって謙ちゃんは最高の兄貴です!まだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、えぇ…紙が足りません!
とにかく僕は謙ちゃんに出会えてよかったとずっと思っています。ほんとにいつも、感謝しています。こんなバカな僕をこれからも面倒みてください。できればこのラジオをずっと2人でやりたいです。なのでいけるところまで2人で突っ走りましょう。

ほんとにおめでとうございます。素敵な1年にしてくださいね。 髙橋優斗


優斗担になってから1つ分かったことがある。
彼は少年マンガみたいな純粋さを持ち合わせているけど意外と現実主義で俯瞰で捉えるタイプの人だった。あまり未来の約束はしないタイプというか。
そんな優斗くんの口から「できればこのラジオをずっと2人でやりたいです」と不確かな未来への希望の言葉が出た。この時優斗くんがどこまで知ってたかは分からない。もしかしたら何も知らなかったかもしれない。
でもすごく嬉しかった。優斗くんのあの言葉に救われた安井担も多かったと思います。

安井担としての◯◯すればよかった系の後悔は何ひとつありませんが、2人の担当としての後悔といえば大好きな2人のらじらーを永遠に聴けなくなることと優斗くんの20歳の誕生日を安井くんと一緒にお祝いできないことです。

 

先述の手紙でも本人が言ってましたが優斗くんは先輩付き合いがあまり上手くないです。最近は何人かご飯に行く先輩もいるようだけど未だにらじらーの放送終了5分前に風磨くんや10時台の代打のJr.の先輩が遊びにくると突然消えるか笑い声だけの参加になってしまうような子です。

そんな優斗くんが唯一タメ口混じりで話したり安井くんのいない現場で話題にするとか「あの人」と口にできるのはきっと安井くんだけ。できればこの先も安井くんだけであってほしいのは安井担の私の我儘。

11/17の放送で安井くんは15日に誕生日を迎えた優斗くんに自分とお揃いの香水をプレゼントしました。
優斗くんはらじらーが始まった当初から安井くんの匂いが特にお気に入りのようでめちゃくちゃ絶賛していた。貰った服にも匂いがついているので枕カバーにしたいとも言ってました。(ちょっと感性が独特)でも安井くんは誰にも教えたことはなくて。その香水をあげたんです。

今だからこそ深読みの深読みをしてしまう。
客席おりとかで優斗くんからめちゃくちゃいい匂いしたら安井くんがあげた香水使ってるんだなって思い出すしお揃いの香水を身に纏い優斗くんはこれからも舞台に立ち続けるなんてさ〜一生亡霊です…2人ともデビューして謙ちゃんと優斗でまたラジオやろうね。

 

 

というのを、12/1のらじらーが始まるまでに書いていた。

 

12/1のらじらーサタデー、発表後初めての放送。どんな気持ちで聴けばいいか分からなかった。大好きなラジオなのにこんなに苦しくなるのは初めてだった。安井くんの言葉を聴きたいような、聴きたくないような。もうこれ以上安井くんに背負わせたくないけどでも何を思ってるか知りたい気持ちもあった。

優斗くんは泣いてないかな、大丈夫かなとそれぞれを思っては苦しくなった。

それでもいつも通りにらじらーは始まってしまって。あんなに不自然ならじらーは初めてだった。以前、映画の挿入歌にCallが使われることへのメールがきたときにも不自然さを感じたけど12/1の放送はそれ以上のはっきりとした違和感があった。

 

きっとお互いにタイミングを探っていたのかな。いつもは「今週何してました?」って会話から始まるのに全然進まなくて。安井くんはスタッフさんが用意してくれるペットボトルについてるビニールテープがニートニートニートのカラーだという話をし始めた。

Jr.祭りの早替え対決では4グループを仕切ってMCやってた人が笑っちゃうぐらい不自然な話し方で、安井くん自身もテンションをどこに持っていっていいのか探ってるような気がした。

そのあと発表があったことについて言葉を選びながら時間をかけて話をしてくれた。

 

きっと公の場で「Love-tune」と口にするのはこれが最後でしょう。最後に安井くんの言葉からそれがきけてよかったです。だってもう言わせてもらえないと思ってたから。安井くんが謝る必要はなくて、ずっと寄り添ってくれてありがとうという気持ちしかない。ファンとして愛されていることを知り、安井くんを信じてよかったです。こちらこそ感謝の一言では伝えられません。

 

安井くんは話終わったあと「優斗気まずいな?ごめんな?」と声をかけた。放送前にもやりづらいかもしれない、と。それに対して優斗くんは「大丈夫です。プロなんで!!」と答えたそうだ。その話をされた後も「プロフェッショナルなんで!」と明るく答えていた。

そのあとはまだ不自然さは残るものの徐々にいつものらじらーサタデーに戻っていつも通り、いやそれ以上に明るい2人の声に泣きながら笑っていた。

 

優斗くんは思っていたよりずっとずっと大人で強い男の子になっていたと気付かされた。きっと放送中に泣いてしまうかもしれない。そうでなくても泣きそうな声は聴こえてくるかもしれない。だって謙ちゃんはずっとゆうぴのそばにいてくれた大人で、兄貴で、相棒だから。むしろ泣いてくれた方がこちらとしても何か救われる部分があったかもしれない。でも優斗くんは「プロなんで!」と明るく答えた。今年に入ってから何度か安井くんを自然とフォローするようになったいたけれどあの放送中、安井くんだけでなくあの日ラジオを聴いていたみんなが優斗くんの明るさと強さに守られて助けられたと思う。優斗くんはよく「みんなのスーパーヒーローになります」と言っていたけど、なってたよ。みんなのスーパーヒーローだったよ。

 

私はエイト担時代、毎週レコメンのリスナーだった。ある年の3月末、横山さんは放送終了前に突然卒業を発表し悲しむ暇すら与えないままいなくなってしまった。そして今年の春、ヒナちゃんがレコメンを卒業するということで久しぶりに聴いてヨコヒナレコメンの終わりを見届け、来年の春、安井くんはらじらーを卒業しジャニーズを辞める。

 

 

優斗くんの誕生日回だった日、来年の20歳の誕生日も2人のラジオを聴いていたいという願いをこめ、こんなツイートをしていたが叶わなかった。

日常に溶け込むぐらい馴染みのあったものがなくなってしまう春。いよいよトラウマになりそうだ。

横山さんやヒナちゃんがレコメンから卒業した日も、泣きながら聴くしかなかった。いつも何かが終わったとき泣いていた気がする。

 

来年の春、笑って大好きな時間の終わりを迎えられるだろうか。

終わりが見えると分かっていても2人は楽しそうな笑い声をラジオブースに響かせながら残りの土曜21時を過ごすんだなぁと思うとできる限り笑っていたいと思う。

 

そしてこれはらじらーが大好きなおたくのえごだけど、またどこかで2人の道が交わって何らかの形でお仕事してくれたら、あわよくばそれがラジオのお仕事だったら嬉しいです。

 

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1週間ぐらいかけてちまちまと書いたせいか幾分か感情の整理もついてしまい話の締め方も迷子になってきたので「ニートニートニート」から優斗くんのお気に入りのこのセリフを。

 

結局笑ってるやつが勝ち!